エジプト~2日目~

ピラミッド観光

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街から、ピラミッドが、見える!


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ピラミッド周りには馬やラクダを連れたいわゆる「ラクダ引き」の人がいっぱい。
普通にピラミッド周りを乗せて行ってくれる人も居るけど、悪い人に捕まると最初は安い値段で言われていざラクダに乗ると法外料金を請求されて払うまで降ろしてくれない、という悪徳商人も居るので注意が必要。
今回はAが居るので変な人に捕まらずに済みそう…。
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お墓の穴。
一応鉄格子はしてあるんですが、明らかに人がすり抜けられる。
深さは5mくらいありそうです。もうちょっとちゃんと落下防止の柵つくろうよエジプト!
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普通に壁の穴を覗くと壁画があるもんだから困る。

エジプトってこわい

ピラミッドの公園の入場料を払って中に入っていくと1人のエジプト人が近づいてきて「入場チケットを見せろ」という。
見せると全員のチケットを握って「ついてこい」と言うおっさん。
怪しい臭いがプンプンするぜ!
Aがすぐに「あんた誰だー!政府の人間?」(たぶん)とアラビア語で訊いてみると「政府の人間じゃないけど怪しい人間でもない!」(たぶん)と言う。
なんかでも相手は私たちのチケットを握ってるのでついて行かざるをえないんですが…。
ついて行くとおっさんが「ここの敷地は広いから徒歩で全部見て周るのは大変だ、馬かラクダに乗るのはどうだい?安くしとくよ!」とカタコト英語で言い出した。
おっさん馬引きの人かよ!!!
おっさん怪しすぎるだろ…と私たち5人に流れる空気。
おっさんは必死に「俺は怪しくない!」と色々アピールしまくり、財布の中からIDカード(?)を出して見せてきたりした。「このIDカードが無いとこの敷地内で働けないんだ!」と。
しかしAが「これエジプト人なら誰でも持ってるカードやんwwww」と笑う。
ちょwwwwバロスwwwwww
まぁでも「絶対に俺は怪しくない!」と頑張って言い張り、言い値もぼられてる感じはしなかったし、前払いだったし、ということでじゃあ馬に乗ってみるか。となり、馬に乗ってピラミッド周りを歩きました。

馬に乗ってみることに

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どうせエジプトに来たんならラクダに乗れば…とも思ったんですが、おっさん曰く「ラクダは乗り心地良くないから初心者にはオススメしない」とのことなので断念。
というわけで写真だけ。
他の友人たちは座ってるラクダに跨っての撮影だったんですが、私が乗ったらおもむろにラクダを立たせるおっさん。
ぎゃーΣ(゚Д゚;;)
ラクダの背中はすごく高かったです!
こりゃラクダ引きの詐欺に遭っても自力で降りれないわけだわ…。
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最初に声を掛けてきたおっさんは交渉担当の人らしく、実際に私たちの乗る馬を先導してくれるのは別のおっさんとこの少年。
就学率がどうなってるのかは分かりませんが、働いている子供は多かったです。
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記念撮影。
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沢山のピラミッドが一望できるこのポイント最高でした。

エジプトってこわい2

約1時間かけてぐるっと回り、無事詐欺に遭うことなく降ろしてもらえましたw
で、日本では馴染みの無いチップという制度がここで発動するわけです。
まず少年に私たち5人分合わせて~ということで紙幣一枚を渡すと、おっさんが「俺は一人一人から受け取りたいね!」と言い張るわけですよ。
上手い事言いますよね。最低額の1エジプトポンドを1人ずつ出しただけでも少年にあげた分の倍額にはなるんです。しかも全員が全員1エジプトポンドを持っているとは限らない。
なにこの大人きたない…
でも仕方が無いので払ったのですが…。
(もちろんいっぱい小銭を持ってるAに両替してもらってみんな1ポンドずつにした)
なんか少年がかわいそうだったんで(ものすごい恨めしそうな目でおっさんを見ていたw)Hが日本から持ってきていたノック式ボールペンをプレゼント。
このノック式ボールペン、エジプトで非常にウケがよく、値引き交渉とかでも「ボールペンあげるから値引いてよ」ということが通用するらしく、Hは日本から大量に持って来ていたのですw
皆様もエジプト旅行の際は是非ご家庭で眠っているボールペンを持ち寄りくださいw
で、その光景を見たおっさんが「俺にもペンくれよ、プリーズ、ペン!ペン!」と後ろを付いてくるwww
もうお前帰れwwww
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ラクダさん。

ピラミッドの中へ

なんとかおっさんを振り切り、今度はピラミッドの中に入ろうぜ、といわけでピラミッドの方へ。
本当はグレートピラミッド(クフ王の墓)に入りたかったんですが、入場制限があり、私たちがチケットを買いに行った頃にはもう本日分の入場チケットが売り切れていたのでカフラー王の墓に入ることに。
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でけえ、ピラミッドでけえ!!!!
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Hとわたし。
ピラミッドのブロック岩の上で。
後ろに写るブロックの大きさで一つ上のピラミッドの高さが分かっていただけるだろうと思います。
そしてピラミッド内部へ。中は撮影禁止だったので写真はありません。
めちゃくちゃ狭い通路をひいひいいいながら入って奥にはシンプルな狭い部屋がひとつ。
本当はひんやりしてるはずなんでしょうけど観光客の出入りの多さの所為か、蒸し暑かったです><;
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スフィンクスとピラミッドなんてエジプトらしい光景。
そんなわけでいきなりエジプトの洗礼を浴びたピラミッド観光でした。(馬引き的な意味で)

夜のエジプト

そして夜、エジプトの市場ハンハリーリへ。
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丁度市場の隣にはモスクがあります。
エジプト人は90%がムスリム。街中にいくつもモスクがあります。
めっちゃ綺麗な建物です。
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ハンハリーリの中で晩御飯。窓から見えるこのゴチャゴチャ感が味が出ています。
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メニュー。
エジプト料理はスパイシーな料理が多い。
そして炭水化物と豆が大好きらしい。
元気なら沢山食べたいところだったんですが、機内食を馬鹿みたいに食べた私は胃の調子がすこぶる悪く…(ダメすぎる
そしてハンハリーリへ繰り出し、色んなお店を見て回る。
日本人観光客もよく訪れるのか
「ヤスイヨ!」「ゼンブタダ!」「モウカリマッカ?」「チョットダケ、ミテ!」なんて怪しい日本語で呼びかけてきます。
「山本山!」←?
なんて誰が教えたんだ、っていうような日本語も。
レベルの高いエジプト人は「トゥース!」をマスターしてましたwww
そんでもって「今日本で流行ってるネタはなんだ?教えてくれ」と言われた時は困った。
今日本で旬のギャグって何?
ハンハリーリのお店には基本的に値札が付いていません。
みんな交渉で値段を決めるのです。
なのでこちらが日本人だと分かるとふっかけてくるような人も居ます。
交渉自体を楽しむのもハンハリーリの醍醐味なのかもしれません。
頑張ればかなり値下げできますよw
しかしここでも本当にAにお世話になりました。
やっぱりカタコト英語で交渉するよりもアラビア語で交渉する方が、相手も「おっ、こいつやるな…」となって態度が違ってくるわけですよ。
そんでもってエジプト流交渉術もAは慣れてるもんで上手い。
楽しく過ごせました。

明日の準備

そして明日はいよいよ白砂漠へ、というわけで家に帰りみんなおやすみ。
…といきたかったんですが、みんなすごい寝てるのに私眠れず…orz
飛行機の中からほとんど眠れなくてキツかったです。座りながら眠れるみんながすごすぎる。
元々が私自身眠りは浅い方なのも影響あるのかもしれません。
そんなこんなでこの睡眠不足ものちのち影響してくる事に…。