前回の甲羅の傷の写真がイマイチ見づらかったのでもうちょっと見易い写真を撮ってみました。
比べてみると昔の写真(続きに載っています)よりはだいぶマシになってるようなそうでないような・・・
エピソード2 エサ編
そんなわけでしばらくもじもじの面倒をみることにしたその日。
なんとなーくクサガメということは分かったけど、こんなデカイクサガメを見たことが無いので半信半疑。
口元に小枝とかちらつかせても全く噛み付く気配は無かったので、まぁ凶暴な性格ではないのだろうということだけは分かりました。
うちに来て1~2年くらいに撮影したもの。
まず給餌間隔が分からなかったので、お腹が空いたらすぐ死んでしまうんじゃ、という不安からとりあえず食べるものを片っ端から放り込む。
ちくわや食パンなど。
ただ、いくらなんでも動物にこういう食べ物を与え続けるのは良くないというのは分かっていたので即刻ペットショップにエサを買いに行きました。
ペットショップの店員さんに、川で釣れた事や外見の特徴、大きさなどを伝えてどのエサが良いか聞く。
すると「その大きさだとリクガメかもしれませんし・・・人に飼われてたやつじゃないですか?」となんか訝しげに言う。
いやwwwいくらなんでもリクガメとの違いくらいは分かるわwwwwと思い、さっき説明したのに人の話聞いてへんのか!と若干心の中でキレながらミドリガメの絵が描いてあったエサ(レプトミン小)を強引に購入。
そして家に帰ってきてさっそくレプトミンを放り込む。
・・・食べない。
相変わらず食パン・ちくわは食べるのですが、レプトミンをまるでエサと認識していないよう。
なんとか隙を見て口を開けた瞬間にレプトミンを放り込むも、食感が違うからなのかペッと吐き出す。
困った。
そこでふと閃く。
「釣られたということは釣りエサなら食べるんじゃないか?」
コイやフナなどの川釣りではいわゆるグルテンと言われる粉状のモノを水で溶いて練って団子状にしてエサとして使うのですが(原料は小麦粉とか芋とかと思う。結構美味しそうな匂いがする)その団子にレプトミンを混ぜてやればそのうちエサと認識するんじゃないかと。
父の釣り道具の中からグルテンの粉を拝借して早速開始。
- 最初はレプトミン無しの団子のみ→問題なくバクついた!
- レプトミン2~3粒入れたバージョン→問題なくバクついた!
- 団子の5割がレプトミンバージョン→問題なく(ry
- 団子のほとんどがレプトミンバージョン(団子にするのが難しかった)→問題なく(ry
・・・すごく単純だった・・・。
たぶんもじもじも、途中から中に異物が入ってると気付いてたと思うのですが、案外食べれるということが理解できたらしい。
おそるおそるレプトミンだけを投げ込む。
水に浮かぶレプトミン。
・・・食べた!
そんなわけで人工飼料に餌付かせることに早1日で成功。
カメ飼ってる人なら何のことは無い事だと思うのですが、カメなんぞ初めて触れる身としては自分のアイディアで餌付かせることに成功した!というその達成感は何事にも代え難いことなのでした。
妙に愛着が湧いてくる。
最初は「怪我が治るまで」と言っていたけど、もっと一緒にいたい。
第一、近所の溜池に放すとは言っても、そこで暮らしていけるのか。川じゃないのに。
そこだって釣りをする人が居るしまた同じような目に遭うかもしれない。
そんなことを考えた末、家族に交渉してました。
結果はあっさりOK。
というか母や弟は好きにすれば・・・といった感じだし、父はまぁ元々が動物が好きなので反対する理由があるはずもなく。
そうしてもじもじはなんとなく家族の一員になったのでした。