良い知らせと悪い知らせ~悪い知らせ編~

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「久しぶりだ皆の者。banzaiは忙しいらしく、代わりに私が良い知らせと悪い知らせを伝える。」


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「まずは表題どおり悪い知らせからだ。
9月3日、続きから良い知らせも追加した。
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8月末、ブラックラットスネークのもちもちが脱走した。
もちもちの脱走は2回目となる。なんということだ。
前回はbanzaiの引き戸閉め忘れという飼い主の不手際だったが、今回はもちもち本人のガラス戸こじ開けによる逃走らしい。
ヘビの力を甘く見ていたという事だな。
今も尚見つかっていない・・・無事を祈る。
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残念だが悪い知らせは二つ有る。
秋田犬のロク、老犬でここのところ体力の衰えが激しかったのだが8月28日から激しい下痢を起こし、病院へ連れられレントゲンを撮ると肺に嫌なモヤがかかっていた。同時に発熱も見られた。
良ければ“真菌性の肺炎”悪ければ“転移性の腫瘍”というのが獣医の所見だった。しかし下痢以外に症状は無く下痢も肺とは無関係であろう、例え下痢が消化器内の異変によるものであっても、これ以上の精密検査は下痢を起こしているロクには酷、「経過観察が妥当」というのが医師の下した判断だった。
症状が変わったのはその日の夜だった。
元々食の細い犬だったが、全く食べ物を受け付けず息が浅くなってくる。
自力で立てず立っても倒れてしまうような状態になった。
次第に息が出来ず苦しいのか悲鳴を上げるような状態になってしまった。
「大人しく我慢強い犬」と獣医からお墨付きの彼がこのような状態になるのは本当に苦しいのであろう、最悪のことも覚悟せねばなるまい。
あまりにも悲痛な悲鳴を上げるのでいても立っても居られずbanzaiは1階のソファで眠る日々だった。

追記

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それでは良い知らせだ。
あまりにもの容態の急変に次の日すぐ病院に担ぎ込まれたロク。
急患という事もあり、他にも患者さんが居たそうだが飛ばしてすぐに診察に入っていただけた。
迅速な対応に感謝する。
相変わらず呼吸は浅く苦しそうであったためステロイド注射を打つ事となった。
このステロイド注射、真菌などが原因の場合は驚くほどよく効き、腫瘍性の呼吸困難である場合はほとんど効き目が無いそうだ。
そして結果…
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自力で立てるまでに!
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良い知らせは少なくともロクは転移性のガンで苦しんでいたわけではなかったということだ。
まだ予断は許さない状態だが少しずつ食欲も出てきている。

動画も。
途中不自然にカットされているのはbanzaiの弟が割り込んで思い切り顔が映っているからだ。
ちなみに最初に写っている黒服の男はbanzaiパパだ。
さて、良いニュースは実はもっとあるのだがそれは後日にしよう。
ではさらば。