ブラックラットスネークのもちもち。
手に持った時の感触がもちもちしていたのと、色が白いこと(=餅)から命名。
名付け方法はどの子も結構直感です。
昔話:美人のこと
もちもちを語る上でまず話さなくてはならないのが同じブラックラットのリューシの、今は亡き美人。
メキブラのポンチョが私にとっての初ヘビなのですが、そのポンチョがうちにきてすぐにやって来た子でした。
それがブラックラットスネークの美人ちゃん。
美人には本当に可哀想な事をしました。
まずド素人がメキブラとブラックラットの2匹同時スタートというのがそもそもの不幸の元だったのだと思います。
メキブラはあのカリキンと親戚なのですから、胃腸が丈夫であげるだけ食べる。もりもり消化する。
それと同じ感覚で美人にも、もりもりゴハンをあげました。
結果吐き戻しました。
本人に食べる気があるのだからあげるべきだと考えていたのですが、テキサスラットやブラックラットって幼少期は特に消化器系が弱いみたいで、人間が量をコントロールしてあげないと簡単にキャパオーバーする。
そんなことを微塵も知りませんでした。知った時には後の祭り。完全に私の勉強不足。
本人は意気込んで食べるのに吐いてしまう。いわゆる「吐き癖」ってやつがついちゃったのだと思います。
なるべく給餌間隔を空けて頑張って(頑張ったのは美人)、なんとか吐き戻さなくなっていったのですが・・・
ようやく成長の軌道に乗れたかな・・・と思っていた07年12月初頭。うちに来て約2ヶ月。
朝ケージを覗くと、いつも通り水入れのタッパーとケージの隙間に佇んでました。
仕事から帰ってきてまたケージを覗く。
おかしい。
朝とは違う角度でタッパーとケージの隙間にいたのですが、口がだらしなく開いてる。
その時にはもう亡くなっていました。
持ち上げると、だらんと垂れ下がったまま、口と排泄口から液体が垂れてる。
変わり果てた姿がショックでした。
食べてたし回復してると思ってたのに、朝は全然変じゃなかったのに、とか思ってたんですが、今から思えば多分彼女なりにシグナルは出していたのだと思います。私が気付かなかっただけで。
その後、しばらくはポンチョ1匹と過ごしていました。
・・・というわけでもなく、年が明けて2月。
やっぱり根本的に白いヘビというものに憧れがあって、もちもちがうちにやってきたのでした。
まだピンク色!
美人のことがあったのでちょっとでもストレスを与えると吐くんじゃないかとビビリまくり。
ほとんど触らずまさに観賞オンリーの育て方と相成っていました。
結果。
ケージに手を入れると尻尾ビチビチ、超怒りっぽい子となりました。
そして美人と違い食欲がなんとも微妙><。
食べるんです。食べるのですが・・・。ものすごくムラがある。
ものすごく巻きついてこれでもかという食欲を見せるときもあれば、全く無視、果ては死んだネズミに威嚇するというやる気ゼロな時もあったり。
最近は大きくなって落ち着いてきたのか、ほとんど怒らなくなりました。
手に持ってみるとこんな感じの大きさ。ずいぶん成長しました。
でも健康なのは何より。地道に大きくなってねー。
私にはリューシのテキサスラットとブラックラットの違いを見分けるだけの技術はありません!