2011繁殖その4

コブ×♂君

こちらは6月17日という遅めの交尾確認。
もちもちと同じ44日後なら8月1日辺りで産卵予定です。
こちらはリューシスティック×アルビノ(アメラニスティック)なので、生まれるのは全部表現型はノーマルのhet.リューシスティック、アルビノ(アメラニ)となります。
綺麗な親から小汚い地味なヘビが生まれるのだw
ウエストバージニア系でもないから黒くもならないしな!w
とまぁ、こんな事を考えていましたが、もちもちがあっさり全部無性卵だったのでコブも全部無性卵の可能性もあるという…皮算用って奴ですw
ただ、個人的にはコブは初産でないと思うのです。
というのも…大きい声では言い難いのですが……


もちもちと比べて、尻の穴が大きいんですよね…(ボソッ
これって、少なくとも産卵経験があるから広がっているのだと思うのですよ。
もちもちは結局無性卵しか産まなかったのでお尻の穴が広がっているかはいまいち分からないんですが。(無性卵って有精卵より柔軟だし)
というわけで、もしかすると初産でないコブは、もちもちよりかは可能性が高いと思う…!

7月4日

もちもちが産卵した同じその日。
コブは脱皮しました。
(^ω^ )……早くね?
少なくとも、もちもちは産卵の10日前、つまり交尾後約1ヶ月でやっと脱皮でした。
ところがコブは…交尾後17日目で脱皮…
こ、これって…もしや「中には誰も居ませんよ?」ってやつですか…!!?
まさかの2連敗…!?
見た目も腹ボテなのかどうかよく分からないし!コブ、元が肥満気味だから…!
というわけで、こりゃコブも駄目なのかしら…;;なんて半ば諦めつつ、産卵床を用意。

7月12日

ところが、脱皮から8日後の7月12日、ケージを見ると…
コブがやけにほっそりしている…
ん…?ほっそり……!?
でも産卵床のミズゴケの上には何も無いし…?
ドキドキしつつ産卵床を取り出し、慎重にミズゴケを掘り出すと…
!!
きたぁぁぁああああ!!!!!(画像は取り出して別容器に移し替えたところですけどw)
みんな綺麗な卵型!白色!(無性卵は色も黄色っぽいのです)
これは全部有精卵じゃなかろうか!
卵は全部で10個ありました!
1組だけくっついていたので取るのは諦めましたが、他は綺麗にバラバラです。
鳥と違って爬虫類の卵は転卵厳禁なので、上になっている部分に印をつけて、絶対に向きを変えないように慎重に移しました。
相変わらず当時はデジカメが行方不明で、携帯では露出・ピントが合わずほっそりコブを撮ることが出来なかったんですが(上の写真も携帯のカメラ)あの肥満体型コブがかなりペシャンコになってて正直ビビリましたw
でも食欲は絶好調で、その後の給餌では何度も間違えて手にアタックされました。痛いよ…w
モリモリ食べて順調に回復中です^ω^

その後の卵

愛しのたまごちゃん!
産卵から数日後、キャンドリングすると…
ウホッ、いい血管!!
愛しのたまごちゃん!2
10個とも無事発生しまして、8月19日現在もスクスク成長してます。
今はキャンドリングすると中でクルクル動くのが分かるんだぜw
(下の方の複数ある星型?の部分は何なんだろう?気泡?どの卵にもあるんで大丈夫だろうけど)
なお、今回の繁殖挑戦にあたって♂君のレンタルはもちろんのこと、交配の方法から産卵床、卵のキープにいたるまで様々なアドバイスを桔梗屋さんに頂いております。
桔梗屋さん本当にありがとうございます!この場を借りて御礼を申し上げます。