ゲン・・・

2011/1/5追記
今現在下記のweb魚拓は閲覧できないようです。

名前は「ゲン」です…可哀そうな“捨てワニ”
捨てたという行為はともかくとして・・・
飼い主が経済的に駄目になれば、やっぱりペットも巻き添えにしちゃうのですね・・・
明日は我が身・・・頑張ろう。

09年5月6日追記

餌代かさみ4匹捨てた…豪州トカゲ飼い主、名乗り出る
こんなニュースもあったのですね。
ただえさえ白い目で見られる爬虫類飼育、ますます世間から「これだから爬虫類マニアってやつは・・・」と見られることウケアイです。

09年5月9日さらに追記

あの「トカゲ」捨てた男性、アフリカ原産カメも捨てていた
なんということでしょう・・・
この季節、新潟県、ということを考えるとリクガメの幼体には非常に厳しいと思います・・・
あと、続きから一応の私の考えを述べておきます。


飼うのは、私は否定する気はあまりないのです・・・
この飼い主さんも飼い始めた頃はお金が有り余ってて一生面倒見きれる!と思っていたのかもしれませんし。(もしそうであれば普通はちゃんと許可取るでしょうし、極端な例ですがw)
しかし一旦こうやって経済的に飼養が難しくなったとき、その時の判断が「捨てる」という行為になってしまったのが非常に残念です。
私としては素直に白状して社会的な制裁を受けて欲しかった。そうすればこのワニもきちんとした施設にすぐに送られたと思うのです。
で、それがどうしても無理だと言うのならせめて飼い主さんの手で殺してしまうべきだと思うのです。
許可を取らずに飼い始めたのだったら、そのくらいの事をする覚悟で居て欲しいと思います。
(というと私刑(?)のような意味にとられてしまいそうですが、私が言いたいのは許可が無くて保健所等に持ち込みができないのあれば自分で殺せということです)
捨てるって行為は一番最低だと思います・・・。
だってその後その捨てた子がどうなってるかを知る由も無い、後は野となれ山となれと言っているようなものですから。
飢えてガリガリになってるかもしれないし、寄生虫におかされているかもしれない、あるいはカラスに目を潰されてる事だってあるだろう、野の生き物達に内臓を引きずり出されてるかもしれない。
もう死んでしまって腐敗は進み無残な姿に、ガスで体はぶくぶくに膨張してるかもしれない。
そんな酷い姿を見ないで済む、臭いものに蓋をしているような行為ですよね。
(昔、有志の方々が日本の雑木林を捜索して、無残な姿になった捨てられたリクガメの姿を載せているサイトがあったのですが・・・あれは衝撃でした。)
かなり個人的な価値観の話になってしまいましたが、本当に捨てるのだけは駄目だと思います。

8 件のコメント

  • そのニュース私も観ました。
    名前つけて可愛がってたんでしょうけど3,4mにもなる
    ワニを一生育てられると思ったのでしょうかね…
    巨大化する爬虫類を安易に飼うにはエゴ極まりないですね。
    ワニは賢いから今相当辛いはず。
    危険動物を飼ってしまうと里子に出すのも容易じゃないから自覚して飼わないとダメですね。

  • 飼い主の運命次第で、巻き添えになるのは仕方がないことですが、ショップの引き取りでも構わないからやってほしいですよね。
    危険動物で、しかも申請していないケースであっても、せめて動物園か買ったショップの敷地の見えるところに放置した方が、その後の事件性も生体への危険性も少ない。
    この時期だからワニは一夏は生き延びる。
    生き延びて何かが起こるということを予期できないくらい切羽詰まった飼い主の気持ちもわからないことはない。
    でも、それが人間の子であれ、危険動物であれ、あのように詰められ捨てられた場合の不安さ、心細さは計り知れない。。。
    まあ、そもそも3mにもなるワニを飼おうと思った時点で、
    ちょっとオカシイ。苦笑
    飼育部屋は6畳じゃ足りないだろうし、エサ代もすごいし、掃除も大変。
    察するに己れの経済的な理由ってのは間違いで、大きくなり過ぎて持て余したってのが、本音ではなかろうか。これはイグアナサイズでも言えるけど。

  • 飼えなくなったのなら「捨てる」じゃなくて、その命を育てて
    もらえる次の飼育者を探すくらいの労力はかけてほしいと思います。
    ワニにしろフトアゴにしろ、捨てられたハチュたちには何の罪もないのに、、、

  • 本当に、自覚の問題ですよね・・・
    自覚が無いから無許可で飼う、ショップも無許可で売る
    自覚が無いからポンと放置できる・・・。
    なんだか、「ゲンって名前です」と書いてあるのが余計に腹立たしい。いかにも「可愛がってたけど仕方なく・・・」ということを暗に言いたいようで。
    そんな言い逃れは聞きたくない!偽善者!捨てた時点でそれは可愛がってる事にならない!と思うのです。
    言葉が乱暴ですみませんww

  • このワニの飼い主、どうやら許可を取らずに飼ってショップに引取りを断られたらしいです。元々売ったショップが不況の中、今も残っているのかも微妙ですしね・・・w
    当然里親として引き取ってくれる人もいないだろうし、挙句このようなことになってしまったようで・・・。
    私たち(たち、と言ってしまうとアレなんですがw)も他人事ではないのは感じます。
    事故にあって長期入院なんかになれば収入は無くなって生き物をとても養ってはいけない・・・明日そうなるかもしれない、誰にだってそんなことはありえる話だとは思います。
    だからと言ってああやって捨てる事が許されるわけはないのですが。
    本当に、実際ああやって口を縛られて袋に詰められて捨て置かれたのは非常に心細かったでしょうね・・・
    う~ん、飼い主の全ての行為に矛盾を感じます・・・笑
    ちゃんと飼ってる人は飼ってますからねえ・・・。
    マイノリティーな趣味の世界で1人がああいうことをするとちゃんと飼育しているひとにまで火の粉が飛ぶのが悲しいです。
    そういえば、私の住んでいるところの近くに保健所の「犬・猫以外の」動物の収監施設があるのです。
    とあることでそちらの施設の方とお話したんですが、爬虫類で飛びぬけて引き取り依頼が多いのがグリーンイグアナだそうです。
    夏場は施設の一部屋にイグアナ10匹以上・・・なんてことになるのだとか。

  • そうですね、どんな動物達にも罪はありませんよね。
    毎年新たに買われていく動物達がいる一方、殺処分されている生き物のいかに多い事か。
    飼うと言う行為自体がエゴなのに、それを無責任にポイするだなんて何を考えてるんだと思います。

  • さらに今日、ケヅメリクガメが捨てられていましたね。
    捨てられた場所はアゴヒゲが見つかった場所の近く。
    捨てた者はアゴヒゲの飼い主だった。
    まだリクガメ1頭とアゴヒゲ1頭が行方不明。
    若い男だが、こういうのは氷山の一角でしょうね。
    そして、このような問題をbanzaiさんのように「じゃあ、対処をどうすべきか」と考えるブログは少ないですね。
    大抵、「またか」とか「何故捨てる。バカか」とか「我々も同じように見られる」とか文句を吐いているだけ。
    それじゃ、自分が同じような境遇になった時、どのようにすべきか考えられない切羽詰まった状況のせいで判断力が揺らぎ、
    結局遺棄したりしてしまうと思う。
    貴方がおっしゃていることはよくわかります。
    「捨てる」のは実は意外と簡単だろう。
    簡単だからやってしまう。
    もう面倒なことから解放されるんだから。
    (我々も時々面倒と思いつつもやっていることに気づかされる)
    愛情がなくなった時、それは「ゴミ」同然に見えるかもしれない。 遥々日本からやってきたヤツらがゴミのように袋に詰められ、口を縛って遺棄される。
    回収してくれる業者がいるから街はゴミだらけにならないけど、
    動物はそのまま息絶えるか、彷徨い歩き、どこか安住の地を探そうとする。そして仲間を見つけたら殖えてゆく。これはダメダメですね。
    イグアナの話が現実的ですね。実際、帰化した。
    上手く飼っている人は自己犠牲をしながら努力していますが、実際は体もモニターなどと違い硬いし、大きなケージが必要だ。その凶暴性と大きさによって持て余すのが普通。大型の草食が怒った時ってのは大型の肉食よりも怖いからね。
    そこで貴方のおっしゃるようにむしろ「殺す」方がいろいろなことを考える上で一つの案だと思う。トカゲやカメのせいで社会的制裁まで喰らって生きる勇気のない者、立場の者もいよう。
    だったら已む無いけれど、外に出す前に死体にした方がいい。
    Yummy Yummy Yak Yak!!のわたし風にいえば、喰らえばいいと思う。
    もしくは他のペットに肉を食べさせる。すると他の命の血肉になって無駄にならない。骨格や残ったケージはオークションで売れるでしょう。
    ちなみに世間はこういう事件があったとしても「これだから爬虫類マニアってやつは・・・」ては思わないでしょう。
    世間的にはまだそんなリアルな感情は湧いてこないと思います。
    「へぇ」程度でしょう。
    フジTVの安藤優子辺りは事件の度に「そもそもなんでこういう気持ち悪いのを飼うんでしょう」と言います。
    これが世間的なコメントだと思います。
    長文失礼

  • 捨てた人、同じ人でしたね・・・
    新潟のこの季節じゃあリクガメの幼体なんかは特に厳しいでしょうね。
    こういう人、氷山の一角なのが現実でしょうが、一方でそうであって欲しくないと心の底から思います。
    本当に、Godspeedさんの仰るとおり。まさに捨てるということはとってもお手軽な行為なんですよね。でもそれじゃあダメ。
    モノなら捨てればそれでおしまいなわけですが、生き物は違う。
    生き物を飼っている人であればこそ分かるはずなんですけどね・・・。
    上手く言葉にできなかったのですが、代わりに言葉にしていただけてスッキリしました(笑
    食らってしまう、食わせる、ある意味究極ですね。
    とってもYummy Yummy Yak Yak!!です。
    そこで寄生虫とかの問題が新たに出てくるわけですが(笑)それでも生ゴミにしてしまうよりはよっぽど自然ですもんね。
    今回の件は2人とも遺棄したと言う事は少なくとも自覚してるみたいですが、多くの捨てる人たちはまず、遺棄したということを自覚していないと思います。
    「そういう人たち」は案外周りにいるものでみんな同じような事を口にしますw
    「自然に帰してあげた」「狭い水槽(ケージ)より広いところに放してあげた」と。
    大抵世話しきれなくなったアカミミガメや金魚、それにシマリスなど。
    なんて正当化だろうと思うのですが、彼らは自らの行為を正当化しているとすら思っていないんですね。なので悪びれも無くそういった話をしてくれますw
    そういう事を思えば、確かに世間の感覚からすれば「へぇ」程度なんでしょうね・・・。
    安藤優子さんがそのようなコメントをしている事には驚きですがw
    >> (我々も時々面倒と思いつつもやっていることに気づかされる)
    思わずニヤリwそれでもやっぱり楽しいと思ってしまいます。そんな感覚が安藤優子さんに伝わらなくて残念です(笑)